受付の「今」の問題が浮き彫りになってくる
日常的に遭遇する場面の対処法が書いてある
曖昧になっていたことの答えが書いてある
患者さんへの寄り添い方が具体的に書いてある
院長が教えられないことを細かく書いてある

医院力を育てる一冊

より良い歯科医院の受付を運営するために
受付に求められる業務は多様で
どのように進めればよいのか?
実例やフローチャート、チェックリストを
交えてわかりやすく解説しました。

医療法人社団 感・即・動 理事長

康本征史 先生

Message

勤務医から開業医になった際、最も不安だったのは受付のことでした。

というのも、勤務医時代には診療ばかりしていて、

医院にかかってきた電話にも出たことはなく、
ましてや受付で患者さんとの保険証のやり取りなどしたこともなかったからです。
歯科医師が自信を持って指導できない受付の業務を、ここまで丁寧に1つ1つ教えていただけるのはとても助かります。

また、新人が入社するたびに同じ本で学べるので、業務の引き継ぎ時にもトラブルが少ないように思います。

第2弾でアドバンス版をぜひ期待したいです。


歯科・林 美穂医院

林 美穂 院長

Message

歯科医院における受付は、単なる“業務窓口”ではありません。患者さんとの最初の接点であり、医院の印象を決定づける大切な存在です。受付対応が心地よいものであれば、治療に対する安心感さえ与えることができます。

インターアクション社から出版された『歯科医院のための受付マニュアル』は、そうした受付の役割を改めて見直し、現場で本当に役立つ内容がぎっしり詰まった一冊です。「受付本」というタイトルながら、その内容は受付スタッフにとどまらず、すべてのスタッフが日常業務の中で患者さんとどう接すべきか、学びと気づきを与えてくれます。

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この本の素晴らしさは、細かいところまで丁寧に網羅されている点にあります。電話応対や会計業務、クレーム時の対応はもちろん、患者目線での声かけや表情づくり、待ち時間の配慮といった“気づきの力”を高めるヒントが詰まっており、現場で「そのまま使える」フレーズや工夫が随所に紹介されています。

また、コンパクトなサイズ感も魅力の一つ。ハンドバッグや制服のポケットに入れて持ち歩けるような設計は、女性ならではの細やかな配慮を感じさせ、忙しい診療の合間にもサッと確認できる実用性を備えています。

読み進めるうちに、「あ、これ最近できていなかったかもしれない」「もっとこうすれば良かった」という、小さな気づきがいくつもありました。日々の診療に追われる中でつい忘れていた“患者へのまなざし”を、もう一度取り戻させてくれるような一冊です。

当院でもスタッフ全員で共有し、この本を医院全体の接遇マニュアルとして活用していくことを検討しています。新人教育の教材としても、またベテランスタッフの振り返り用としても活用価値が高く、読むたびに新たな発見があります。

この本は、医院のホスピタリティを見直し、スタッフ一人ひとりの“対応力”を底上げする力を持っています。受付に立つスタッフはもちろん、歯科医師や歯科衛生士、アシスタントまで、患者と関わるすべてのスタッフに手に取っていただきたい、まさに“医院力”を育てるマニュアルの決定版です。

2025年発売
決定版
歯科医院のための受付マニュアル
/INTER ACTION

中原三枝【著】
2025年04月02日 四六判 200頁

8,580円(税込)

受付の「今」の問題が浮き彫りになってくる
日常的に遭遇する場面の対処法が書いてある
曖昧になっていたことの答えが書いてある
患者さんへの寄り添い方が具体的に書いてある
院長が教えられないことを細かく書いてある

接遇とか習ってないので教えられない

診療中何でも聞いてくるが指示するので精一杯

毎回正解がないので教えるのに苦労する

治療のことがわかってないから諦めるしかない

予約の入れ方は複雑なので時間がかかる

決まったことしかやらない

患者の言うことばかり聞いてもらっても困る

わからないことを聞くタイミングが難しい

聞く人によって答えが違う

仕事が同時に来るので優先順位がわからない

患者さんを待たせているので慌ててしまう

患者さんの話を聞いていると作業の時間がなくなってしまう

どこまで自分で考えてやっていいのかわからない

背中を見て覚えたいのに先輩がいない

気使い、心配りを教えるのは難しい

敬語、謙譲語など言葉使いを教える時間がない

歯科治療のことを覚えてもらうには時間がかかる

患者さんに寄り添うことがどんなことなのか伝えにくい

仕事の優先順位が変わるので正解がない

マニュアルがあっても実際できていない場合が多い

「わかりました」と言われたら何も言えない

もとむら歯科

大石 恒子 院長

Message

歯科受付は、歯科医院の顔であり、会計の責任者であり、アポイントの管理者であり、院長の秘書であり、司令塔でもあります。

全てをパーフェクトこなせる受付がいてくれたら、院長としては、どんなに心強いことでしょう。
逆に経験のない受付だったら、歯科医師も歯科衛生士も、診療しながらも気が気ではありません。
複雑、かつ膨大な受付業務の教育は、どこの医院でも苦労されていることと思います。

新人の教育において、一通りの業務の説明はもちろんすることになりますが、日常業務をこなしながら、「こんな場合にはこう対応してほしい」と、一つ一つ試行錯誤的に教えることも多くの歯科医院で見られる光景だと思います。
うちでは何人もの受付スタッフが中原先生のセミナーに参加して、働くことの基本の基本を教えていただき、そこからスタートしました。

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基本がわかっていることで、試行錯誤的な教育になるときも、言葉の共有ができているのでなんとか進めることができます。
特に今の新人はデリケートな人が多く、言葉の一つ一つにとても気を使います。
仕事の基本を教えることはなかなか難しくなってきた時代だと感じています。

このような時代に、仕事とは何か、仕事するにあたっての基本を、潔くきちんと、しかも愛情込めて教えていただける中原先生はとても貴重な存在です。
今回の本(受付マニュアル)は、小さな本ながら、膨大な受付業務についてわかりやすく記載されています。

日頃気になりながらも曖昧になっている事柄の疑問にも、答えが書かれていて、院長が読んでもなるほど、そう考えればいいのかと、目から鱗の内容も多く入っています。
医院の勉強会でも使わせていただこうと思っています。

新人受付にとっても、経験ある受付にとっても、それから全ての歯科スタッフにとっても、役立つおすすめの本と思います。


池尻歯科医院

池尻 敬 院長

Message

「先生、ちょっとご相談があるんですけど……」
受付スタッフにそう声をかけられて、胸がザワついた経験、ありませんか?
医院を経営していると、こうした何気ない一言に、背後の“何か”を感じ取ってしまうものです。
慢性的な人材不足、ようやく採用した新人、でも教え方がわからない――。
そんな悩みを抱える歯科医院は、決して少なくありません。

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歯科医師は治療については大学で体系的に学んできました。けれども、「受付業務」や「接遇」「医療人としての心構え」については、ほとんど教育を受ける機会がないのが現実です。結果として、「教えたくても教えられない」「何を基準にしていいかわからない」という状況が日常的に起きてしまいます。

試行錯誤しながら自己流でマニュアルを作ってみても、なんだか医院とマッチしない。時間が経つとルールが形骸化し、いつの間にか現場は“なあなあ運用”に。そして新人スタッフが戸惑いながらも我慢し、やがては離職――。
また一から教育体制を立て直す、その繰り返し。残されたスタッフも疲弊し、現場はますます不安定になる。

そんな時に手に取ってほしいのが、この一冊です。
本書は、「歯科医院の受付」という業務に初めて触れる人でも、無理なく理解できるように、やさしく、丁寧に、そして現実に即して書かれています。受付業務の基礎知識だけでなく、接遇の基本や、医療従事者としての考え方まで網羅されており、スタッフ教育の道しるべとして非常に頼もしい存在です。

文章量もちょうどよく、図やイラストも豊富で視覚的にも理解しやすい。サイズも手頃で、毎日の朝礼や勉強会などで活用するのにもぴったりです。
また、「受付スタッフ向け」と銘打たれてはいますが、その内容は決して新人だけのものではありません。むしろ、院長やベテランスタッフこそが読むことで、改めて気づかされることも多いでしょう。

医療の現場における「人としての接し方」「医院の顔としての振る舞い」は、すべての職種に共通する基本なのだと、改めて実感させられます。
この本は、医院に一冊置いておくだけではもったいない。
スタッフ一人ひとりが手元に置き、迷ったとき、悩んだとき、折に触れて読み返してほしい、そんな“心のバイブル”のような存在になるはずです。
人材育成に悩むすべての院長先生、スタッフの皆さんに、心からおすすめしたい一冊です。


緒方歯科医院 勤務医

梶原 先生

Message

「親しみやすく、頼りになる1冊」

網羅的な内容が凝縮されて、簡潔でわかりやすくまとまっているのでスタッフの教育に活用しています。

一緒に読むことで自身も含めて新たな知識・発見や、現在の自分たちの反省点や改善点を考えるきっかけにすることができます。

各テーマについて各自が考えたことを元に、具体的に自分たちはどうしていくかという話し合いを重ねることで、共通の認識や価値観を作っていくことができると感じています。

その際に、この本はサイズが小さく携帯しやすいため、普段読書の習慣がない人たちにとっても読みやすく、そして広く深い内容が、わかりやすくまとめられているという“親しみやすく、頼りになる”最適な1冊であると思います。


受付コンサルタント

橋間 あすか 先生

Message

「新人の頃に欲しかった…!」その一言に尽きます。

受付を始めた頃、毎日が「これはなんだろう、どうしたらいいんだろう」の無限ループでした。敬語に関する本はあっても、受付の実践的な本はありませんでした。

もしもあの時この本と出会えていたら、もっと早く受付の仕事が楽しいということに気づけたかもしれません。

年数と経験を重ねた今は「答え合わせができる」一冊です。
「2度と来ない患者さん」を出さないために、受付だけではなく、歯科医院に関わる方全てに役に立つヒントがぎゅっと詰まっています。


歯科助手、トリートメントコーディネーター

加茂 美江 さん

Message

「”受付のレジェンド!”何を聞いても即答。まさに頼れる一冊」
当医院では発売当初に1冊だけ購入しましたが、スタッフにとても好評で
「家でじっくり読みたいので、持って帰ってもいいですか?」
「大切なところに付箋を貼ったり書き込みをして、自分専用のマニュアルとして使いたいです」
といった声があがり、先生にお願いしてスタッフの人数分を揃えていただくことになりました。

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読み進めるうちに、スタッフ同士で内容を話し合ったり、書き込んだ箇所を見せ合ったりする機会も生まれました。すると、そこには、それぞれの視点や感じ方の違いが表れていて、書き込みの内容にも個性があり、仕事に対する思いや、患者様に対する思いが違うという新たな発見もありました。

実は私は、この本をベースにした中原先生のオンラインセミナー「マネージャークラス」を受講しています。
受講当時はその深さに圧倒されながらも、自分の中でしっかりと根を張っていたことを、今あらためて感じています。

今思えば、私はあの時すでに、この一冊の“その先”を見ていたのだと気づきました。
新人さんにも経験豊富なベテランさんにも寄り添い、わからないことにはなんでも教えてくれる。
迷いがあれば背中をそっと押してくれる。
この一冊には、そんな不思議な力があります。


医療法人社団ハピネス 受付マネージャー

笠松 美帆 さん

Message

「受付スタッフとしてだけではなく、社会人として、人としての生き方を教えてくれる中原メソッドがギュッと詰まった1冊」

受付の仕事、しかも歯科にここまで特化した本が今まで出会ったことがありませんでした。
基本的な接遇や患者さんの対応についての本は今までにもありましたが、この本は日々同時に色々なことが起こる受付でどんな対応をしたら良いかを教えてくれる、実際の現場を分からせてくれる唯一無二の本です!

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医院の中枢である受付をコントロールしていく身として改めて共感する事が多く、同時にスタッフが本当の意味で理解をして患者さんの対応をすることが出来たら患者さんが幸せな気持ちになり、スタッフも日々達成感のある仕事が出来、人として成長出来るのではないかと思います。

また、具体的なチェックリストと紐付いていたり、電話対応の例もわかりやすく書かれているので新人教育にも向いています。これから医院の「顔」となるスタッフに必ず読んでもらおうと思う1冊です。


もとむら歯科 受付

白石 華奈子 さん

Message

受付という“医院の顔”の立場として、この本はまさにバイブルでした。
ただのマニュアルではなく、患者さんとの信頼関係の築き方、医院全体の空気づくりまで踏み込んだ内容は、実務に直結するヒントの宝庫です。
自分の立ち振る舞いや言葉一つで、医院全体の印象が左右されるという責任の重さを改めて実感しました。

とはいえ、堅苦しさではなく、“人間らしさ”を大切にした接遇のポイントも随所に散りばめられていて、読んでいてすごく前向きな気持ちになれる内容です。マニュアルなのに、気持ちがあったかくなる。不思議だけど、そういう本。

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「受付」としての自信がちょっと足りなかった私に、背中をそっと押してくれるような一冊でした。

今の医院の空気感や課題にもリンクするところが多く、現場に活かせそうなアイデアもたくさんメモしました。

忙しさに流されて忘れがちな「人としての優しさ」を、仕事にちゃんと乗せていく。そんな受付でありたい。そう思わせてくれる本でした。

2025年発売
決定版
歯科医院のための受付マニュアル
/INTER ACTION

中原三枝【著】
2025年04月02日 四六判 200頁

8,580円(税込)

受付の「今」の問題が浮き彫りになってくる
日常的に遭遇する場面の対処法が書いてある
曖昧になっていたことの答えが書いてある
患者さんへの寄り添い方が具体的に書いてある
院長が教えられないことを細かく書いてある

2025年発売
決定版
歯科医院のための受付マニュアル
/INTER ACTION

中原三枝【著】
2025年04月02日 四六判 200頁

8,580円(税込)

受付の「今」の問題が浮き彫りになってくる
日常的に遭遇する場面の対処法が書いてある
曖昧になっていたことの答えが書いてある
患者さんへの寄り添い方が具体的に書いてある
院長が教えられないことを細かく書いてある

より良い歯科医院の受付を運営するために
受付に求められる業務は多様で
どのように進めればよいのか?
実例やフローチャート、チェックリストを
交えてわかりやすく解説しました。

CHAPTER 1
信頼される受付になるために

CHAPTER 2
メディカルビジネスマナー

CHAPTER 3
患者さん対応

CHAPTER 4
受付業務のすべて

CHAPTER 5
電話対応

CHAPTER 6
管理業務

CHAPTER 7
受付業務のすべて

中原 三枝(なかはらみえ)

STYLISH SCHOOL代表
デンタルメディエーター

<現在>

福岡市歯科医師会歯科助手講座講師
院長お悩み相談室、奥様サロン、歯科医院経営コンサルタント
歯科医脘受付強化トレーニング、歯科医のルール作り
後輩指導の壁、歯科医院フロアマネージャー時成講座、他

歯科医院マネージャークラス勉強会主宰
デンタルメディエーター育成、SelfMediation クラス 開催中
日本歯科医療相談センターチーフアドバイザー

<略歴>

1979年モデルとして活動
1984年ミス・ワールド日本代表として世界大会に出場
国際親善大使として国際文化協会に所属
1996年コミュニケーション、
イメージアップアドバイザーとして
カルチャースクール、ラジオ番組出演、
スタッフ研修、講演、雑誌執筆等を中心とし活動
(歯科医スタッフ研修始まる)
2002年STYLISH SCHOOL(福岡市中央区)設立
2011年緊急就職支援事業「歯科アシスタント科」認定
2016年歯科衛生士専門学校接遇講師
歯科雑誌、歯科関連企業での執筆、歯科関連学会、
歯科大学での講演、歯科医院内研修、
勉強会セミナー講師として活躍